事業内容

県内では食資源等の機能性試験(ヒト介入試験)を恒常的に行う機関が無いことに鑑み、R7年度以降の事業終了後においては、県内食資源等の商品開発を行う企業が、当該試験を県内で恒常的、且つ、経済的に利用できる名桜大学を中心としたヒト介入試験のプラットフォームを構築することを目的とする。
本事業では、公益財団法人 沖縄科学技術振興センターが管理法人を担い、名桜大学及び一般社団法人Dream Maestro、沖縄工業高等専門学校が共同体構成員として連携することにより事業実施体制を構築する。本事業の実施にあたっては、これまで名桜大学に蓄積された小スケールのヒト介入試験実績を基盤として、外部有識者からなる推進委員会の助言を踏まえ、県内食資源等の商品開発を行う企業から提供された商品により、ヒト介入試験を実施する。これらの取り組みにより、自走化を見据えて、名桜大学を中心としたヒト介入試験のプラットフォームを県内に構築する

実施体制図

 

令和6年度のスケジュール

2024/07/08
新聞広告掲載、研究モニター受付開始
2024/08/09
研究モニター受付終了
2024/08/23
案内資料発送予定日
2024/09/01
介入前採血 @名桜大学 北部生涯学習推進センター
2024/09/01
4週間の試験期間開始
2024/09/15
介入中採血 @名桜大学 北部生涯学習推進センター
2024/09/29
4週間の試験期間終了
2024/09/29
介入後採血 @名桜大学 北部生涯学習推進センター
2024/12/15
報奨金支払い完了予定日
2025/01/31
個人結果票の返却予定日

実施概要

 
応募資格 沖縄県在住の方
お薬を飲んでいない健康な方
40歳〜59歳の方
規則的な食生活(1日3食(朝・昼・夕))
研究テーマ パイナップル由来の乳酸菌を含むドリンクを飲むことによるお口とお腹の善玉菌への影響評価
測定項目 身長、体重、体脂肪率、腹囲
血液検査(インターロイキン10,インターロイキン12)
便検体の提出、唾液サンプルの採集
アンケート(あなたの情報について、喫煙について、運動について、食事調査、睡眠に関する質問)
やってもらうこと 試験飲料またはプラセボ(擬薬)を1日1本、4週間摂取
お電話または回答フォームでのモニタリングへの回答(週1回程度)
飲み始める前,最中,後の合計3度の採血、採便や体格測定
飲み始める前のアンケートへの回答
概要 乳酸菌入りのドリンクを飲んでいただくグループとプラセボ(偽薬)を飲んでいただくグループのふたつに無作為に分けます。どちらのグループがどちらを飲んでいるのかは、試験終了までは運営スタッフも把握していません。
4週間続けて摂取し、飲む前と比べてお口とお腹の善玉菌が増えるたかどうかを調べます。
参加者インセンティブ ●報奨金¥18,000 (交通費込み)
 依頼事項を完遂した方には報奨金をお支払いします。
●採血結果
 免疫に関する採血の個人結果をお返しいたします。
●食事調査の結果
 食品・栄養素摂取量、不足が気になる栄養素、摂り過ぎが気になる栄養素、主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物の結果をお返しします。
●乳酸菌飲料の提供
 プラセボ(偽薬)を飲むグループになっても、試験終了後、乳酸菌飲料を4週間分ご提供いたします。
●保険
 乳酸菌飲料もプラセボ(偽薬)も安全な成分ですが、万が一のための保険も準備しておりますので、安心してご参加いただけます。

         

  • お申し込みはこちら
  • モニター会員申込み

      

    今後も本研究のような飲料等をお飲みいただく機能性評価の試験を実施し、沖縄の伝統的な食材・農作物等の機能性評価を行いたいと考えております。本研究を行うことで、沖縄の農家及び企業の皆様に対しまして、食材・農作物のある特定の成分の機能性評価、機能性表示食品の開発支援及び機能性表示食品制度への申請支援等におきまして、微力ながら尽力させていただければと考えております。将来的には沖縄の食材のブランディングを目指し、沖縄の農業と産業の振興にも寄与できるよう、全力で本研究に取り組んでいきたいと考えております。

    モニター会員へご登録いただいた場合、今回のような新聞広告を掲載する前に、優先的に研究モニター募集に関するご案内を差し上げます。  

  • 会員登録はこちら
  • お問い合わせ

    お問い合わせは以下までお願いいたします。

    090-1949-3083
    meio.hitoshiken@gmail.com

    TOP